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インタビュー依頼文の例文|承諾率が上がる書き方【テンプレート付】

BanPress編集部企画・アポ取り
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インタビュー依頼文の例文

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インタビューの承諾を得るには、丁寧さだけでは不十分です。成功の鍵は、徹底した事前準備に基づき「なぜ、あなたに話を聞きたいのか」を具体的に伝えること。この記事では、多忙な相手からも快諾を引き出す依頼文の構成要素と書き方を、そのまま使えるテンプレートと状況別の例文を交えて解説します。

依頼前に完了させるべき「徹底準備」4ステップ

承諾される依頼文は、送る前に勝負が決まっています。相手に「この人は本気だ」と感じさせる、徹底した事前準備が不可欠です。付け焼き刃の知識はすぐに見抜かれ、信頼を失います。

なぜ準備が不可欠なのか

理由は2つあります。第一に、相手への敬意を示すためです。多忙な相手の時間をいただく以上、その人の活動や発言を深く理解しておくのは最低限のマナーです。第二に、「依頼の熱量」を伝えるためです。「あなたでなければならない理由」を具体的に語ることで、ありふれた依頼メールとの差別化を図ります。

最低限調査すべきチェックリスト

インタビューを依頼する前に、以下の4点は必ず調査し、自分なりの仮説を立てておきます。

  • 著書・論文・作品: 最も重要な情報源。その人の思想の根幹が詰まっています。
  • 過去のインタビュー記事・登壇動画: 過去に何を語ってきたか、どのような質問にどう答えるかを把握します。同じ質問を避けるためにも必須です。
  • SNS・ブログでの直近の発言: 現在の関心事や最新の活動状況を掴みます。特にキャリアの転機に関する投稿は重要です。
  • 所属組織のプレスリリース・公式発表: 公的な立場としての最新情報を確認し、事実誤認を防ぎます。

承諾率を高める依頼文の8つの構成要素とテンプレート

準備が完了したら、その熱量を伝えるための依頼文を作成します。以下の8つの要素を盛り込むことで、論理的で丁寧、かつ熱意の伝わる構成になります。

依頼文の基本構成

  1. 件名: 誰から、何の要件かが一目でわかるように記載します。
  2. 宛名: 会社名、部署名、役職、氏名を正確に記載します。
  3. 挨拶と自己紹介: 媒体名と担当者名を名乗り、簡潔に挨拶します。
  4. 依頼の趣旨と企画意図: 何のためのインタビューかを明確に伝えます。
  5. 依頼理由(最重要): 「なぜ、あなたなのか」を事前準備に基づいて具体的に記述します。
  6. インタビューの具体的内容: 想定テーマ、所要時間、場所、同席者などを提示します。
  7. 相手へのメリット提示: 謝礼や記事掲載によるメリットを伝えます。
  8. 締めと署名: 検討を依頼する言葉で締めくくります。

そのまま使える依頼文テンプレート

件名:【〇〇(媒体名)】インタビューご依頼の件(株式会社〇〇 担当:〇〇)

株式会社〇〇
〇〇部 〇〇様

突然のご連絡失礼いたします。
私、〇〇(媒体名)の編集を担当しております、株式会社〇〇の〇〇と申します。

この度は、弊誌の特集企画「〇〇」において、ぜひ〇〇様にインタビューをさせていただきたく、ご連絡いたしました。
本企画は、〇〇という課題を抱える読者に対し、〇〇の視点から解決のヒントを提供することを目的としております。

〇〇様にご依頼いたしましたのは、貴社が先日発表された〇〇(具体的な実績や発言)を拝見し、その背景にある〇〇という哲学こそが、本企画の核心に触れるものと確信したためです。特に、〇〇様が過去のインタビューで語られていた「〇〇」というお話は、今回のテーマを語る上で不可欠だと考えております。

つきましては、以下のテーマについてお話を伺えませんでしょうか。

・〇〇について
・〇〇の背景にある思想について
・今後の展望について

インタビューは1時間ほどを想定しており、場所は貴社へお伺するか、オンラインでの実施も可能です。記事公開前には、必ず〇〇様に原稿をご確認いただくお時間も設けます。

ご多忙の折、大変恐縮ですが、本企画にご協力いただけますと幸いです。

(署名)

「あなたに話したい」と思わせる3つのキーフレーズ

テンプレートを使いつつ、さらに相手の心を動かすには、自分自身の言葉で熱意を伝える工夫が必要です。特に「依頼理由」の部分で使える3つのフレーズを紹介します。

フレーズ1:具体的な実績や発言に言及する

相手の仕事や発言を具体的に引用することで、「深く調べている」という本気度を示します。

NG例: 「〇〇様のご活躍を拝見し、ご連絡いたしました。」 OK例: 「〇〇様が先日登壇されたイベントでの『△△』というご発言に、本企画のテーマとの強い親和性を感じました。」

フレーズ2:自分なりの仮説を提示する

ただ調べるだけでなく、「自分はこう考えた」という仮説をぶつけることで、相手に「この人は対話ができそうだ」という期待感を抱かせます。

NG例: 「成功の秘訣についてお聞かせください。」 OK例: 「今回のプロジェクト成功の鍵は、一見非効率に見える『△△』というプロセスを重視された点にあるのではないか、と考えたのですがいかがでしょうか。」

フレーズ3:読者・受け手の代弁者として依頼する

個人的な興味ではなく、「あなたの言葉を待っている人がいる」という大義を示すことで、相手の貢献意欲を引き出します。

NG例: 「ぜひお話を伺いたいです。」 OK例: 「〇〇で悩む弊社の顧客にとって、△△を乗り越えられた〇〇様のご経験は、何よりの道標になると確信しております。」

【AI時代】効率化の先で、人間が依頼文に込めるべきこと

AIを使えば、相手の経歴調査や依頼文のドラフト作成は数秒で完了します。しかし、承諾率の高い依頼文は、その先にあります。

AIが得意なのは、公知の情報をまとめることや、丁寧な文章の型を作ることです。一方で、情報と情報を繋ぎ合わせて独自の仮説を立てたり、字面からは読み取れない発言の裏にある熱量を感じ取ったりすることは、依然として人間の領域です。

AIが生成したような、誰にでも送れる無機質な依頼文は、簡単に見抜かれます。これからの時代に求められるのは、AIをアシスタントとして活用し、効率化によって生まれた時間で、より深く相手を理解し、自分自身の言葉で「あなたでなければならない理由」を紡ぐことです。最終的な熱意と誠意を込めるプロセスこそが、人間のインタビュアーが集中すべき本質です。

状況別・媒体別 依頼文の例文2選

ここでは、より具体的な状況を想定した依頼文の例文を2つ紹介します。

例文1:専門家への有識者インタビュー

件名:【〇〇(媒体名)】「AI時代のキャリア戦略」に関するインタビューご依頼の件(株式会社〇〇 担当:〇〇)

〇〇大学 〇〇学部 教授 〇〇 〇〇様

突然のご連絡失礼いたします。 私、ビジネスパーソン向けメディア「〇〇」を運営しております、株式会社〇〇の〇〇と申します。

この度、弊媒体の特集企画「AI時代のキャリア戦略」において、ぜひ〇〇先生にご専門の立場からご意見を伺いたく、ご連絡いたしました。

先生にご依頼いたしましたのは、近著『〇〇』で提唱されている「共創的知性」という概念が、AIと人間の関係性を考える上で極めて重要な視点だと考えたためです。特に、第3章で述べられていた「対話を通じた価値創造のプロセス」について、ぜひ深掘りしてお伺いしたく存じます。

つきましては、1時間ほどオンラインにてお時間を頂戴し、お話を伺えませんでしょうか。 誠に恐縮ながら、弊社規定の謝礼をご用意しております。

ご多忙とは存じますが、先生のお知見を読者に届けられますと幸いです。ご検討のほど、何卒よろしくお願い申し上げます。

例文2:企業の導入事例インタビュー

件名:【株式会社〇〇】弊社サービス「△△」導入事例に関する取材ご協力のお願い

株式会社□□ 〇〇部 部長 〇〇様

平素より弊社サービス「△△」をご活用いただき、誠にありがとうございます。 株式会社〇〇でカスタマーサクセスを担当しております、〇〇と申します。

この度、貴社における「△△」の素晴らしいご活用実績を、ぜひ弊社ウェブサイトの導入事例としてご紹介させていただきたく、ご連絡いたしました。

先日の定例会で伺いました、貴社の「〇〇」という課題に対し、「△△」の機能を独自に組み合わせて解決された事例は、同じ課題を抱える他のお客様にとって大変有益な情報になると確信しております。貴社の先進的な取り組みを広くご紹介することで、業界全体の発展にも貢献できるものと考えております。

つきましては、〇〇様へ30分〜1時間ほどオンラインで取材させていただき、導入の背景や効果についてお伺いできますと幸いです。

ご協力いただいた記事は、弊社のウェブサイトや営業資料でご紹介させていただくことで、貴社の先進的な取り組みをPRする一助となればと存じます。もちろん、公開前には必ず貴社にご確認いただきます。

お忙しいところ恐縮ですが、ご検討いただけますようお願い申し上げます。

まとめ

承諾されるインタビュー依頼文を作成するための要点は以下の5つです。

  1. 成功は準備が9割。 相手の著作や過去の発言を徹底的に調べ上げる。
  2. 「なぜ、あなたなのか」を具体的に伝える。 準備の成果を依頼理由に反映させる。
  3. 相手のメリットを明確に提示する。 謝礼だけでなく、ブランディングへの貢献なども伝える。
  4. 構成の型を守り、丁寧さと熱意を両立させる。 テンプレートを参考に、自分の言葉を加える。
  5. AIはアシスタント。 最終的な熱意を込めるのは人間の役割と心得る。

※記事中の例文に登場する企業名・商品名・サービス名・数値は、理解を助けるための架空の例であり、実在のものとは関係ありません。

よくある質問

依頼文に謝礼の金額は書くべきですか?

必須ではありません。「弊社規定の謝礼をご用意しております」と記載し、具体的な金額は承諾後の調整段階で伝えるのが一般的です。相手の専門性や媒体の性質、拘束時間によって金額は大きく変動するため、まずは打診し、相手の意向を確認する姿勢が重要です。

質問事項はどこまで詳しく書くべきですか?

箇条書きで3〜5つ程度の「質問の柱」や「伺いたいテーマ」を示すのが効果的です。これにより、相手はインタビューの全体像を把握し、話す内容をイメージしやすくなります。詳細な質問リストをすべて送付すると、相手を過度に身構えさせたり、自由な発想を妨げたりする可能性があるため、要点に絞るのが良いでしょう。

依頼メールに返信がない場合はどうすればいいですか?

多忙で見落としている可能性も考慮し、1週間程度待ってから再度連絡するのがマナーです。その際、件名に【再送】と加え、前回のメールを引用しつつ「先日は〇〇の件でご連絡いたしましたが、その後いかがでしょうか」と簡潔に要旨を伝えます。催促するような強い口調は避け、あくまで丁寧な姿勢を崩さないことが大切です。

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