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インタビュー質問例61問|プロが使う深掘り&関係構築フレーズ集

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インタビュー質問例61問

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インタビューでそのまま使える質問例を探していませんか?優れた質問は、周到な事前準備と信頼関係から生まれます。この記事では、関係構築から本音を引き出す深掘りまで、プロが実践する質問の型と具体的なフレーズ例を網羅的に解説。コピペで使える質問リストも用意しており、相手が思わず語りたくなるインタビューを実現できます。

インタビューの成否は「質問の前」に9割決まる

優れた質問は、その場のひらめきから生まれるのではありません。インタビューの成否は、相手に会う前の事前準備で9割決まります。準備とは、相手への敬意の表明であり、深い対話への通行手形です。準備は「目的設定」「徹底調査」「仮説構築」の3ステップで進めます。

準備の3ステップ

  1. 目的設定: このインタビューで何を得たいのか、読者に何を届けたいのかを明確にします。「新製品の独自性を開発者の言葉で伝える」「専門家の知見を初心者にわかりやすく解説する」など、ゴールを具体的に言語化します。

  2. 徹底調査: 相手の著作、過去のインタビュー記事、SNS、所属組織のプレスリリースなど、公開情報を可能な限り読み込みます。特にキャリアの転機や最新の活動に関する情報は重要です。これにより、調べればわかることを質問する失礼を防ぎ、限られた時間を本質的な対話に使えます。

  3. 仮説構築: 調査内容から「この人の成功の裏には〇〇という哲学があるのではないか」「今回のプロジェクトの核心は△△にあったのではないか」という仮説を立てます。この仮説が、表層的ではない、鋭い質問の土台となります。

そのまま使える準備チェックリスト

  • インタビューの目的(ゴール)は明確か?
  • 読者(受け手)は誰か?
  • 相手の著作や主要な記事は読んだか?
  • SNSやブログでの最近の発言はチェックしたか?
  • 所属組織の公式発表(プレスリリース等)は確認したか?
  • 調査から導いた自分なりの仮説はあるか?
  • 仮説を検証するための質問リストを作成したか?
  • 原稿確認の有無など、当日の進行ルールは決まっているか?

【場面別】関係構築と流れを作る質問フレーズ例

インタビューは、冒頭の数分間で「この人になら話してもいい」と思わせる雰囲気作りが重要です。ここでは、信頼関係を築き、スムーズに本題へ入るための質問例を紹介します。

冒頭で場を温めるアイスブレイク(5例)

相手や場所を観察し、ポジティブな気づきを伝えます。共通の話題に触れるのも有効です。

  1. 「本日はありがとうございます。受付に飾られていたお花、季節感があってとても素敵ですね」
  2. 「先日ご登壇された〇〇のイベント、拝見しました。特に〇〇のお話が印象に残っています」
  3. 「プロフィールで拝見したのですが、〇〇がご趣味なのですね。私も好きなので、後ほど少しだけお話できたら嬉しいです」
  4. 「共通の知人である〇〇さんからも、ぜひお話を伺うべきだと推薦されておりました」
  5. 「こちらのビルからの眺め、素晴らしいですね。いつもここでアイデアを練られているのですか?」

目的を共有し安心感を与える冒頭説明(5例)

インタビューの目的、テーマ、読者、所要時間、原稿確認の有無を最初に明確に伝えます。これにより、相手は何をどこまで話すべきか理解でき、安心して臨めます。

  1. 「本日は『〇〇』というテーマで、主に20代のビジネスパーソンの読者に向けてお話を伺います」
  2. 「質問の柱は大きく3つです。まず〇〇、次に△△、最後に今後の展望についてお伺いできればと思います」
  3. 「お時間は1時間ほどを予定しております。お話の記録のため、録音させていただいてもよろしいでしょうか?」
  4. 「記事は公開前に必ずご確認いただけますので、どうぞリラックスしてお話しください」
  5. 「〇〇様のご著書を拝読し、特に〇〇の部分に感銘を受けました。本日はその背景にあるお考えを深くお伺いできればと思います」(地点合わせ)

【目的別】本音と具体性を引き出す深掘り質問例

表面的な回答で終わらせず、相手の本音や思考の核心に迫るには、意図を持った深掘りが必要です。ここでは5つの型に分けて、具体的な質問例を紹介します。

型1:「なぜ?」で本質を探る(10例)

行動や決断の裏にある理由や価値観を掘り下げます。「なぜ」を繰り返すことで、機能的な価値から情緒的・精神的な価値へと深掘りできます。

  1. 「なぜ、そのように決断されたのですか?」
  2. 「数ある選択肢の中から、それを選んだ決め手は何だったのでしょうか?」
  3. 「その行動の背景には、どのようなお考えがあったのですか?」
  4. 「それができると、どんないいことがありますか?」(機能→情緒)
  5. 「〇〇を大切にされているのは、なぜでしょうか?」
  6. 「その価値観は、いつ頃からお持ちなのですか?」
  7. 「そのこだわりを貫くことで、何が得られますか?」
  8. 「そうなれると、どのような気持ちになりますか?」(情緒→精神)
  9. 「その経験は、あなたの人生にとってどのような意味を持ちますか?」
  10. 「そもそも、この取り組みを始めようと思われた最初のきっかけは何でしたか?」

型2:「具体的には?」で解像度を上げる(10例)

抽象的な言葉や一般論を、具体的なエピソードや事実に落とし込みます。

  1. 「その点について、もう少し具体的にお聞かせいただけますか?」
  2. 「例えば、どのような場面でそう感じられましたか?」
  3. 「『チームワークが重要』とのことですが、象徴的なエピソードがあれば教えてください」
  4. 「その課題を、どのように乗り越えられたのですか?具体的なプロセスを伺えますか?」
  5. 「その時、実際に取られたアクションを3つ挙げるとしたら何になりますか?」
  6. 「『大変だった』というお話ですが、一番の困難は何でしたか?」
  7. 「その成功の要因は何だったとお考えですか?」
  8. 「〇〇という言葉が出ましたが、〇〇様にとっての『〇〇』の定義を教えてください」
  9. 「その目標を達成するために、日頃から意識している習慣はありますか?」
  10. 「一般論ではなく、〇〇さんご自身の言葉でお話しいただけますか?」

型3:「情景」を聞いて感情を描く(10例)

「どんな気持ちでしたか?」と直接的に聞くのではなく、当時の状況や五感に関する情報を聞くことで、リアルな感情や心情を引き出します。

  1. 「その決断をされた時、どんな場所にいらっしゃいましたか?」
  2. 「当時のオフィスの雰囲気は、どのような感じでしたか?」
  3. 「その時、周りの方々はどんな反応でしたか?誰がどんな言葉をかけましたか?」
  4. 「その知らせを聞いた瞬間、目の前の景色はどう見えましたか?」
  5. 「そのプロジェクトが動いていた時、チーム内でよく使われていた合言葉はありますか?」
  6. 「その出来事の前と後で、ご自身の中で何が一番変わりましたか?」
  7. 「今、当時のことを思い出すと、どんな光景が目に浮かびますか?」
  8. 「その成功を祝して、最初に何をしましたか?(何を飲みましたか?)」
  9. 「眠れない夜はありましたか?その時、何を考えていましたか?」
  10. 「その時のご自身の服装や髪型を覚えていますか?」

型4:「もしも?」で視点を変える(10例)

仮定の質問を投げかけることで、相手の潜在的な思考や固定観念を外した意見を引き出します。

  1. 「もし、全く制約がないとしたら、本当はどうしたいですか?」
  2. 「もし、10年前のご自身が今の状況を見たら、何と言うと思いますか?」
  3. 「もし、お客様の立場でこのサービスを評価するとしたら、どう表現しますか?」
  4. 「仮に、A案ではなくB案を選ぶとしたら、どのような理由からですか?」
  5. 「この経験を、次世代の若手に伝えるとしたら、どんな言葉をかけますか?」
  6. 「もし、ご自身の哲学を一言で表すとしたら、どんな言葉になりますか?」
  7. 「この仕事を、動物に例えると何になりますか?その心は?」
  8. 「もし、今日が人生最後の日だとしたら、何を伝えたいですか?」
  9. 「反対の立場の方を説得するとしたら、何から話しますか?」
  10. 「もう一度同じ状況になったら、次はどうしますか?」

型5:「つまり?」で言語化を助ける(10例)

相手の話を自分の言葉で要約・解釈して返すことで、相手の思考を整理し、より深い言語化を促します。間違っていても、相手が修正してくれることで本質に近づけます。

  1. 「お話を伺っていると、それはつまり『再現性を重視する』ということでしょうか?」
  2. 「なるほど。別の言葉で表現すると、『自分に正直であること』のような感覚ですか?」
  3. 「それは、〇〇という理解で合っていますか?」
  4. 「突き詰めると、最も大切にされているのは〇〇という価値観なのですね」
  5. 「そのご経験から得られた最大の教訓は、〇〇だったということでしょうか」
  6. 「先ほどのお話と今のお話を繋げると、〇〇という結論になりそうですね」
  7. 「それは『守るべき伝統』と『変えるべき革新』のバランスを取る、ということですか?」
  8. 「つまり、短期的な利益よりも長期的な信頼を優先されたのですね」
  9. 「まとめると、ご自身の役割は『翻訳者』のようなものだとお考えですか?」
  10. 「いろいろな要素がある中で、核となる考え方は〇〇だと理解しました」

その他、会話を円滑にするフレーズ(15例)

  1. 「今のお話、予定していた質問とは少し離れますが、非常に面白いです。もう少し掘り下げてもよろしいでしょうか?」(脱線を歓迎する)
  2. 「なるほど。そのお考えは、先ほどお話しいただいた〇〇のご経験が原点になっているのですね」(話をつなげる)
  3. 「ありがとうございます。大変興味深いのですが、お時間の都合もございますので、次のテーマに移らせていただけますか」(軌道修正)
  4. 「急がなくて大丈夫ですので、どうぞ言葉を探してみてください」(沈黙を促す)
  5. 「初歩的な質問で恐縮ですが、〇〇について読者向けに少し解説いただけますか?」(知らないことを聞く)
  6. 「世間では〇〇と言われがちですが、最前線にいらっしゃる〇〇様の実感はいかがですか?」(常套句を回避する)
  7. 「実は私も似たような経験がありまして、今のお話に大変共感いたしました」(自己開示で心を開く)
  8. 「あえて逆の視点からお伺いしますが、その計画に懸念やリスクはなかったのでしょうか?」(あえて反論する)
  9. 「本日はありがとうございました。最後に、読者へ最も伝えたいメッセージがあればお聞かせください」(クロージング)
  10. 「(同席者の方へ)〇〇様のお話で、何か補足されたい点はございますか?」(同席者への配慮)
  11. 「そのご決断は、今振り返ってみていかがですか?」
  12. 「素晴らしいですね。その視点は私にはありませんでした」(相槌・賞賛)
  13. 「〇〇という言葉が印象的でした。もう少し詳しく伺えますか?」(キーワードを拾う)
  14. 「予定の時間が近づいてきましたが、あと一つだけよろしいでしょうか?」(時間管理)
  15. 「本日はお伺いできて本当によかったです。ありがとうございました」(感謝を重ねる)

AI時代だからこそ人間が集中すべき「聞く技術」

AIによる録音、文字起こし、要約が当たり前になった今、インタビュアーの役割は変化しています。機械的な作業から解放された人間は、より人間的な付加価値の創出に集中すべきです。AI時代にこそ価値が高まるのは、以下の4つの技術です。

  1. 場の空気作りと信頼関係の構築: 相手の緊張を解き、本音を話せる心理的安全性を作るのは人間にしかできません。冒頭の雑談や相手への敬意を示す姿勢が、AIには再現できない価値を生みます。

  2. 非言語情報の読解: 相手の表情、声のトーン、視線、仕草といった言葉以外の情報を読み取り、感情を察する能力は人間の強みです。「何か言いにくそうだ」と感じ取って質問の仕方を変えるなど、繊細な対応が求められます。

  3. アドリブへの即興的対応: 予定調和を崩す「脱線」や「雑談」にこそ、面白い話は眠っています。AIが生成した質問リストから逸れても、その場の流れを捉えて即興で追問する能力は、人間のインタビュアーの醍醐味です。

  4. 共感的理解: 相手の苦労話に心から寄り添い、成功体験を共に喜ぶ。この感情の共有が、より深い自己開示を促します。AIは情報を処理しますが、人間は感情を共有できます。

AIを「優秀なアシスタント」として活用し、人間は「対話のプロフェッショナル」として、その場でしか生まれない化学反応を創造することに集中する。これが新しい時代のインタビューの姿です。

インタビューで避けたいNG質問と対応策

良質な関係を損ない、相手を白けさせてしまうNGな質問も存在します。ここでは代表的なNG例と、その改善案を紹介します。

NG質問・行動なぜNGか改善案
調べればわかる質問準備不足を露呈し、相手の時間を奪う失礼な行為。「あなたに興味がない」というメッセージになる。「〇〇と拝見しましたが、その背景にある想いをご自身の言葉で伺えますか?」と、事実確認ではなく意図を問う。
「はい/いいえ」で終わる質問会話が途切れ、一問一答になりがち。相手が自分の言葉で語る機会を奪う。「〇〇でしたか?」ではなく、「〇〇について、どう思われましたか?」とオープンクエスチョンにする。
誘導尋問「これって〇〇ということですよね?」と自分の解釈に同意を求める行為。相手の思考を狭め、事実を歪める可能性がある。「お話を伺って、私は〇〇だと解釈したのですが、この理解で合っていますか?」と確認の形にする。
安易な「わかります」相手の固有の体験や深い感情を軽んじていると受け取られる危険性がある。「あなたに何がわかるんだ」と心を閉ざされることも。「なるほど、それは大変なご経験でしたね」「私には想像しかできませんが…」と、理解しようと努める姿勢を示す。
聞き手の自分語り主役はあくまで話し手。自分の話が長すぎると、相手の話す時間を奪い、インタビューの目的から逸れる。自分の経験は、相手の話を引き出す「呼び水」として、短く限定的に使う。「実は私も…」と前置きし、すぐに相手に話を戻す。

まとめ

インタビューの質を高めるには、小手先のテクニックだけでなく、準備からクロージングまでの一貫した姿勢が重要です。最後に、本記事の要点を5つにまとめます。

  1. 準備が9割: 目的を明確にし、徹底的に調査して仮説を立てる。これが深い質問の土台となる。
  2. 冒頭で信頼を築く: 目的共有とアイスブレイクで、相手が安心して話せる場を作る。
  3. 5つの型で深掘りする: 「なぜ」「具体的には」「情景」「もしも」「つまり」を使い分け、本質に迫る。
  4. 人間ならではの価値に集中: AI時代は、場の空気作り、非言語の読解、アドリブ対応といった人間的スキルが差別化要因になる。
  5. 最後まで気を抜かない: 終了間際に「言い残したことはないか」と確認し、録音停止後の雑談も大切にする。

※記事中の例文に登場する企業名・商品名・サービス名・数値は、理解を助けるための架空の例であり、実在のものとは関係ありません。

よくある質問

インタビュー中に緊張してうまく話せません。どうすればいいですか?

緊張は誰にでもある自然な反応です。まず、徹底した事前準備が自信に繋がります。当日は「本日は少し緊張しております」と正直に伝えることで、かえって場が和むこともあります。焦らず、ゆっくりと、自分の言葉で話すことを心がけましょう。相手の話に集中することで、自然と自分の緊張は忘れていきます。

話が脱線しがちな相手には、どう対応すればいいですか?

脱線の中にこそ、予期せぬ面白いエピソードが隠れていることがあります。まずは肯定的に受け止めましょう。ただし、時間管理も重要です。相手の話の切れ目で「そのお話は〇〇という点で本日のテーマにも通じますね。その点についてもう少し…」と、相手の言葉を拾いながら自然に本題へ引き戻すのが有効です。

オンラインインタビューで特に気をつけるべきことは何ですか?

オンラインでは非言語情報が伝わりにくいため、意識的にリアクションを大きくすることが重要です。頷きや笑顔をオフラインの1.5倍くらいを心がけましょう。また、音声のタイムラグで発言が重なりがちなので、言葉の相槌は控えめにし、相手が話し終わるのをしっかり待つ姿勢が大切です。冒頭での音声チェックも忘れずに行いましょう。

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